○金沢大学における石川県留学生交流会館供用規程
(令和5年9月15日規程第4044号)
(目的)
第1条　この規程は，国立大学法人金沢大学（以下「本学」という。）が石川県から借り受ける石川県留学生交流会館（以下「会館」という。）の居室について，金沢大学の外国人留学生（以下「留学生」という。）に居住用として貸与すること（以下「居室の供用」という。）に関し，必要な事項を定めることを目的とする。
(管理責任者)
第2条　居室の供用に関する管理責任者は，国際担当理事（国立大学法人金沢大学の理事の業務に関する規程第2条第2項の定めにより理事の業務の全部又は一部を掌理する副学長を含む。）をもって充てる。
2　管理責任者は，会館に関する業務を総括する。
(入居資格)
第3条　会館に入居できる者は，次の各号の一に該当する者とする。
(1)　留学生
(2)　留学生の配偶者
(3)　その他管理責任者が適当と認める者
(入居申請及び許可)
第4条　会館に入居を希望する者は，別紙第1号様式により，管理責任者に申請しなければならない。
2　入居の許可は，別紙第2号様式により管理責任者が行う。
3　入居を許可された者（以下「入居者」という。）が入居したときは，速やかに別紙第3号様式により管理責任者に届け出なければならない。
(入居期間)
第5条　会館に入居できる期間は，原則として1年以内とする。
2　入居者は，特別の理由がある場合は，別紙第4号様式により入居期間の延長を管理責任者に申請することができる。
3　管理責任者は，前項の申請があった場合において，その理由が相当であると認めるときは，別紙第5号様式により入居期間の延長を許可することができる。
(寄宿料等)
第6条　入居者は，寄宿料として，単身用月額22,300円，二人用月額29,700円を納付しなければならない。ただし，月の途中で入居又は退去する場合は，居住日数に応じて，単身用1日750円，二人用1日1,000円として計算した額とし，その額が月額を超える場合は月額とする。
2　既納の寄宿料は返還しない。
3　入居者は，寄宿料のほか，光熱水料その他必要な経費を負担しなければならない。
(寄宿料の免除)
第7条　死亡又は行方不明により除籍した場合は，未納の寄宿料の全額を免除することができる。
2　入居者又は当該入居者の学資を主として負担している者が，風水害等の災害を受け，寄宿料の納付が困難であると認められる場合は，災害当月の翌月から6か月間の範囲内において，寄宿料の全額を免除することができる。
(入居者の義務)
第8条　入居者は，会館の施設，設備等の使用については，その保全に努めるとともに，火災その他の災害の防止及び保健衛生に留意し，快適な居住環境の確保に努めなければならない。
2　入居者は，前項に定めるもののほか，会館の施設，設備等を所有する石川県が定める規定を遵守しなければならない。
(賠償義務)
第9条　入居者は，その責に帰すべき事由により，会館の施設，設備等を滅失又は損傷したときは，速やかに管理責任者に届け出るとともに，遅滞なくこれを原状に回復し，又はその損害を賠償しなければならない。
(入居許可の取消)
第10条　管理責任者は，入居者が次の各号の一に該当するときは，入居の許可を取り消すことができる。
(1)　第6条第1項に規定する寄宿料又は同条第3項に規定する光熱水料その他必要な経費を所定の期日までに納付しないとき。
(2)　前条に規定する賠償義務を履行しないとき。
(3)　第4条第3項及び第8条の規定を遵守しない等，会館の管理運営上著しい支障を来すと認められるとき。
2　前項の規定により入居の許可を取り消された者が被る損失については，本学はその責を負わない。
(退去)
第11条　入居者が次の各号の一に該当するときは，遅滞なく会館から退去しなければならない。
(1)　入居期間が満了したとき。
(2)　第3条に規定する入居資格を失ったとき。
(3)　前条第1項の規定により入居の許可が取り消されたとき。
(退去手続)
第12条　入居者が会館から退去しようとするときは，退去予定日の属する月の前月の20日までに別紙第6号様式により管理責任者に届け出なければならない。
2　前項に規定する日までに届け出ない場合は，第6条第1項に規定する寄宿料について，退去日の属する月の月額を納付しなければならない。
(事務)
第13条　居室の供用に関する事務は，国際部において処理する。
2　国際部は，会館の適切な運営が図られるよう，会館を管理運営する公益財団法人石川県国際交流協会と連携協力するものとする。
(雑則)
第14条　この規程に定めるもののほか，居室の供用に関し必要な事項は，管理責任者が別に定める。
附　則
この規程は，令和5年9月15日から施行する。