○金沢大学共通教育科目に関する規程
(平成16年4月1日規程第29号) |
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(趣旨)
第1条 この規程は,金沢大学における共通教育科目に関し必要な事項を定める。
(共通教育科目の区分)
第2条 共通教育科目として開講する授業科目(以下「授業科目」という。)の区分は,次のとおりとする。
導入科目 |
GS科目 |
GS言語科目 |
基礎科目 |
初習言語科目 |
自由履修科目 |
(授業科目,単位数及び履修要件)
第3条 授業科目及び単位数は,学年の始めに公示する。
2 共通教育科目の履修要件は,別表第1,別表第2及び別表第3のとおりとする。ただし,基礎科目及び初習言語科目の履修要件は,学域において別に定めるものとする。
(開放科目)
第4条 授業科目のうち,開放科目として別に指定する科目は,専門教育科目として履修することができる。
2 開放科目は,共通教育科目又は専門教育科目のいずれか一方としてのみ履修することができる。
(履修登録の制限)
第5条 各学期又は各クォーターにおいて履修登録できる上限単位数は,金沢大学履修規程(以下「履修規程」という。)第9条の定めるところによる。
2 前項の規定に関わらず,次の各号に掲げる授業科目は,履修登録の上限に算入しない。
(1) 集中講義として開講する授業科目
(2) いしかわシティカレッジにおいて開講する授業科目
(3) 放送大学において開講する授業科目
(4) 基礎科目(統計数学A,統計数学B,物理学実験,化学実験,地学ⅠA,地学ⅠB)。ただし,国際基幹教育院総合教育部に所属する者(理系の区分のみを定めて行う入学者選抜試験により入学した者に限る。)が履修する場合に限る。
(単位認定対象資格)
第6条 履修規程第11条第2号により,国際基幹教育院において定めることとされている出席すべき授業回数は,全授業回数の3分の2とする。ただし,実験,実習及び実技については,5分の4とする。
(試験)
第6条の2 各授業科目について,その授業の終了する学期又はクォーターの終わりに試験を行う。ただし,必要があるときはその期日を変えることができる。
2 授業科目の性質により,平常の成績等をもって前項の試験に代えることができる。
3 前条に定める出席すべき授業回数を満たし,試験に合格した者には,所定の単位を与える。
(成績の評価)
第7条 授業科目の成績の評価基準等は,履修規程第14条の定めるところによる。
[履修規程第14条]
2 成績評価のうち,「合」及び「認定」と評価する授業科目は,別に定める。
3 単位認定を保留とすることができる授業科目は,次のとおりとする。
導入科目 |
GS言語科目(Practical English) |
基礎科目 |
4 単位認定を保留とする基準及び保留後の成績評価については,別に定める。
(総合成績評価)
第8条 授業科目の総合成績評価は,履修規程第15条の定めるところによる。
[履修規程第15条]
2 GPAにおける保留及び再履修となる授業科目の取扱いについては,別に定める。
(成績評価の疑義申立て)
第9条 学生は,成績評価が成績評価基準に照らして不相当と考えるときは,履修規程第16条の定めるところにより,疑義を申立てることができる。
[履修規程第16条]
2 疑義申立てに係る取扱いについては,別に定める。
(雑則)
第10条 この規程に定めるもののほか必要な事項は,別に定める。
附 則
この規程は,平成16年4月1日から施行する。
附 則
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この規程は,平成18年4月1日から施行し,平成18年度入学者から適用する。
附 則
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この規程は,平成20年4月1日から施行し,平成20年度入学者から適用する。
附 則
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この規程は,平成21年4月1日から施行し,平成21年度入学者から適用する。
附 則
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この規程は,平成23年4月1日から施行する。
附 則
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この規程は,平成28年4月1日から施行し,平成28年度入学者から適用する。
附 則
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この規程は,平成28年6月7日から施行し,平成28年度入学者から適用する。
附 則
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この規程は,平成29年4月1日から施行し,平成29年度入学者から適用する。
附 則
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この規程は,平成30年4月1日から施行し,平成30年度入学者から適用する。
附 則
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この規程は,令和2年4月1日から施行し,令和2年度入学者から適用する。
附 則
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1 この規程は,令和3年4月1日から施行し,令和3年度入学者から適用する。
2 前項の規定にかかわらず,医薬保健学域保健学類における別表第1及び別表第2については,令和4年度入学者から適用し,令和3年度入学者の別表第1については,次の表のとおりとする。
区分 | 修得すべき単位数 | ||
導入科目 | 大学?社会生活論 1単位 | 27単位 | 30単位以上 |
初学者ゼミⅠ 1単位 | |||
データサイエンス基礎 1単位 | |||
地域概論 1単位 | |||
GS科目(5群) | 各群から3単位 計15単位 | ||
GS言語科目 | 各コースから4単位 計8単位 | ||
自由履修科目 | すべての共通教育科目から3単位以上 |
附 則
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1 この規程は,令和4年4月1日から施行し,令和4年度入学者から適用する。
2 前項の規定にかかわらず,融合学域における別表第3の学類が指定する特別プログラムを履修する外国人留学生を対象とする授業科目については,令和5年度3年次編入学者から適用する。
附 則
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この規程は,令和5年4月1日から施行し,令和5年度入学者から適用する。
附 則
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この規程は,令和6年4月1日から施行し,令和6年度入学者から適用する。
附 則
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この規程は,令和7年4月1日から施行し,令和7年度入学者から適用する。
別表第1(第3条関係)
単位修得要件
区分 | 修得すべき単位数 | ||
導入科目 | 大学?社会生活論 1単位 | 26単位 | 28単位以上 |
データサイエンス基礎 1単位 | |||
国際?地域概論 1単位 | |||
GS科目(6群) | 1群から5群の各群から2単位以上
6群から3単位 計15単位 |
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GS言語科目 | 各コースから4単位 計8単位 | ||
自由履修科目 | すべての共通教育科目から2単位以上 |
別表第2(第3条関係)
GS科目の授業科目及び履修方法
1群 自己の立ち位置を知る(KUGS 1) | 履修方法 | ||
授業科目名 | 単位数 | ||
1A | 現代世界への歴史学的アプローチ | 1 | 1群から5群の各群から2単位を含む12単位を修得することとし,単一の群で3単位を超える修得単位は自由履修科目に算入する。 |
1B | グローバル時代の政治経済学 | 1 | |
1C | グローバル時代の社会学 | 1 | |
1D | ケーススタディによる応用倫理学 | 1 | |
1E | 地球生物圏と人間 | 1 | |
2群 自己を知り,自己を鍛える(KUGS 2) | |||
授業科目名 | 単位数 | ||
2A | 哲学(自我論) | 1 | |
2B | パーソナリティ心理学 | 1 | |
2C | グローバル時代の文学 | 1 | |
2D | 健康科学 | 1 | |
2E | 細胞?分子生物学 | 1 | |
2F | エクササイズ&スポーツ 実技 | 1又は0.5 | |
備考 | ※2F「エクササイズ&スポーツ 実技」は,内容の異なる授業科目の履修により1単位を超える修得も可能とする。1単位までGS科目の修得すべき単位数に算入し,1単位を超える修得単位は自由履修科目に算入する。 | ||
3群 考え?価値観を表現する(KUGS 3) | |||
授業科目名 | 単位数 | ||
3B | クリティカル?シンキング | 1 | |
3C | 価値と情動の認知科学 | 1 | |
3E | 芸術と自己表現 | 1 | |
3F | スポーツ科学 | 1 | |
備考 | ※3F「スポーツ科学」は,内容の異なる授業科目の履修により1単位を超える修得も可能とする。1単位までGS科目の修得すべき単位数に算入し,1単位を超える修得単位は自由履修科目に算入する。 | ||
4群 世界とつながる(KUGS 4) | |||
授業科目名 | 単位数 | ||
4A | 地域社会と文化人類学 | 1 | |
4B | 日本史?日本文化 | 1 | |
4C | 異文化間コミュニケーション | 1 | |
4D | 異文化体験 | 1~8 | |
4E | グローバル時代の国際協力 | 1 | |
4F | グローバル社会と地域の課題 | 1 | |
備考 | ※4D「異文化体験」は,1単位までGS科目の修得すべき単位数に算入し,1単位を超える修得単位は自由履修科目に算入する。 | ||
5群 未来の課題に取り組む(KUGS 5) | |||
授業科目名 | 単位数 | ||
5A | 科学技術と科学方法論 | 1 | |
5B | 統計学から未来を見る | 1 | |
5D | 環境学とESD | 1 | |
5E | 生活と社会保障 | 1 | |
5F | 現代社会と人権 | 1 | |
6群 新しい社会を生きる(KUGS 6) | |||
授業科目名 | 単位数 | 履修方法 | |
6A | インテグレーテッド科学 | 1 | 3単位を修得することとし,3単位を超える修得単位は自由履修科目に算入する。 |
6B | AI入門 | 1 | |
6C | 情報の科学 | 1 | |
6D | デザイン思考入門 | 1 | |
6E | 論理学と数学の基礎 | 1 |
別表第3(第3条関係)
GS言語科目の授業科目及び履修方法
授業科目名 | 単位数 | 履修方法 | ||
英語 | 「Practical English」コース | Practical English Ⅰ | 1 | 4単位を修得 |
Practical English Ⅱ | 1 | |||
Practical English Ⅲ | 1 | |||
Practical English Ⅳ | 1 | |||
Practical English(Retake) | 1 | |||
「EAP」コース | English for Academic Purposes (EAP)Ⅰ | 1 | 4単位を修得 | |
English for Academic Purposes (EAP)Ⅱ | 1 | |||
English for Academic Purposes (EAP)Ⅲ | 1 | |||
English for Academic Purposes (EAP)Ⅳ | 1 | |||
EAP(Retake) | 1 | |||
日本語 | アカデミック基礎日本語A | 1 | 日本語を母語としない外国人留学生を対象とし,履修方法は,学類が定めるところによる。 | |
アカデミック基礎日本語B | 1 | |||
アカデミック?ライティングA | 1 | |||
アカデミック?ライティングB | 1 | |||
講義の聴解A | 1 | |||
講義の聴解B | 1 | |||
上級読解ⅠA | 1 | |||
上級読解ⅠB | 1 | |||
上級読解ⅡA | 1 | |||
上級読解ⅡB | 1 | |||
日本事情A | 1 | |||
日本事情B | 1 | |||
初級2A-1 | 1 | 日本語能力を要件としない入学者選抜試験により入学した外国人留学生及び学類が指定する特別プログラムを履修する外国人留学生を対象とし,履修方法は,学類が定めるところによる。 | ||
初級2A-2 | 1 | |||
初級2A-3 | 1 | |||
初級2A-4 | 1 | |||
初級2B-1 | 1 | |||
初級2B-2 | 1 | |||
初級2B-3 | 1 | |||
初級2B-4 | 1 | |||
中級聴解A | 1 | |||
中級聴解B | 1 | |||
中上級聴解A | 1 | |||
中上級聴解B | 1 | |||
速読A | 1 | |||
速読B | 1 | |||
中級作文A | 1 | |||
中級作文B | 1 | |||
中上級作文A | 1 | |||
中上級作文B | 1 | |||
中級会話A | 1 | |||
中級会話B | 1 | |||
中上級会話A | 1 | |||
中上級会話B | 1 | |||
漢字?語彙1A | 1 | |||
漢字?語彙1B | 1 | |||
漢字?語彙2A | 1 | |||
漢字?語彙2B | 1 | |||
漢字?語彙3A | 1 | |||
漢字?語彙3B | 1 | |||
漢字?語彙4A | 1 | |||
漢字?語彙4B | 1 | |||
漢字?語彙5A | 1 | |||
漢字?語彙5B | 1 |
注 日本語を母語としない外国人留学生及び英語を母語とする者等の履修方法は,上表によらず学類が定めるところに基づき,入学年度の履修案内に示す。