○金沢大学国際賞規程
(平成29年6月1日規程第2762号)
改正
 
 
 
(趣旨)
第1条 この規程は,金沢大学医学部卒業生臼井溢氏からの寄附金の趣旨に則り,哲学?思想?宗教の分野において国際的に多大な業績を挙げた研究者の功績を称え,もってグローバル大学としての金沢大学の国際貢献と学術研究のさらなる発展に資することを目的に設立する,金沢大学国際賞について,必要な事項を定める。
(名称)
第2条 金沢大学国際賞は,「鈴木大拙-西田幾多郎記念 金沢大学国際賞」(以下「国際賞」という。)と称する。
(授賞の対象者)
第3条 国際賞の対象者は,国籍を問わず,哲学?思想?宗教の分野において国際的に多大な業績を挙げた研究者とする。
(賞の内容)
第4条 国際賞は,原則として,毎回一個人に授与する。
2 受賞者には,賞状及び副賞を授与する。
(実行委員会)
第5条 国際賞の事業を推進するため,実行委員会を置く。
2 実行委員会は,次の各号に掲げる委員をもって組織する。
(1) 寄附者
(2) 学長
(3) 鈴木大拙館館長
(4) 石川県西田幾多郎記念哲学館館長
(5) 学長が指名する理事 1名
(6) 寄附者が特に必要と認めた学外者 若干名
(7) その他学長が特に必要と認めた者 若干名
3 実行委員会に委員長を置き,前項第2号の委員をもって充てる。
4 委員長は,実行委員会を主宰する。
5 委員長に事故があるときは,あらかじめ委員長が指名する委員が,その職務を行う。
6 委員長は,必要があると認めたときは,委員以外の者を出席させ,意見を聴くことができる。
(審査委員会)
第6条 実行委員会に国際賞候補者の選考審査を行うため,審査委員会を置く。
2 審査委員会は,当該分野に精通し,かつ,選考に係る資料の重要性及び質を審査できる豊富な経験を有する,次の各号に掲げる委員をもって組織する。
(1) 金沢大学教授 2名
(2) 鈴木大拙館館長が推薦する研究者 1名
(3) 西田幾多郎記念哲学館館長が推薦する研究者 1名
(4) その他実行委員会委員長が特に必要と認めた者
3 審査委員会に委員長を置き,前条第2項に掲げる委員の互選によりこれを定める。
4 審査委員会は,国際賞候補者の選考審査を行い,その結果を実行委員会に報告する。
5 選考審査に関し必要な事項は,実行委員会が別に定める。
(授賞者の決定)
第7条 実行委員会は,審査委員会の審査結果を参考に,授賞者を決定する。
(基金)
第8条 国際賞の運営に係る経費に充てるため「鈴木大拙-西田幾多郎記念臼井基金(以下「臼井基金」という。)」を置く。
2 臼井基金に関し,必要な事項は学長が別に定める。
(事務)
第9条 国際賞に関する事務を処理するため,国際賞事務局を置く。
2 国際賞事務局は,金沢大学事務局職員をもって組織する。
(雑則)
第10条 この規程に定めるもののほか,国際賞の事業の推進に関し必要な事項は,実行委員会が別に定める。
附 則
この規程は,平成29年6月1日から施行する。
附 則
この規程は,平成30年11月1日から施行する。
附 則
この規程は,令和2年10月23日から施行する。
附 則
この規程は,令和5年9月5日から施行する。